
かんなまる製作所の、かんなです。
お店の公式LINE、アカウントは作った。QRコードも店に置いた。で、それから何も送っていない
——このパターン、本当に多いです。もったいない。友だちになってくれた人は「お店からの連絡を受け取ってもいい」と言ってくれた人なのに、何も届かないまま忘れられていきます。
今日は「公式LINEを作ったはいいけど、どう使えばいいか分からない」に全部答えます。難しいツールの話はしません。標準の公式LINEだけで、今日できることです。
前提:なぜインスタでもメールでもなく、LINEなのか

届く: メルマガは埋もれ、SNSの投稿はアルゴリズム次第で表示されたりされなかったり。LINEはスマホに直接通知が届きます
開かれる: 日本で一番開かれているアプリの中に、お店のトークが並ぶ
返せる: お客様がそのまま返信できる=予約・問い合わせの受け口を兼ねる
役割の整理をすると、インスタは「新しい人に見つけてもらう場所」、公式LINEは「一度来てくれた人と、もう一度つながる場所」。
競合ではなく分担です。新規はインスタとHP、リピートはLINE。
最初にやる設定、3つだけ

配信を考える前に、この3つを整えてください。全部、管理画面(LINE Official Account Manager)から無料でできます。
1. あいさつメッセージ — 友だち追加の瞬間に自動で届く1通。実は一番読まれるメッセージなのに、初期設定の文のままのお店がとても多い。書き方の型は次の章で。
2. リッチメニュー — トーク画面の下半分に常に出るボタン群。「予約」「メニュー」「アクセス」「HP」の4つで十分です。お客様の「聞くまでもない質問」(場所どこ?何時まで?)をここが吸収してくれるので、トーク対応の手間も減ります。
3. 応答設定 — 自動応答メッセージはOFF(または営業時間外のみ)に。メッセージを送るたびに「お問い合わせありがとうございます!」の自動返信が連発されると、「このお店、返事来ないな」と思われます。チャット(手動返信)をONにして、手が空いたときに人間が返す。[LINE受注の事例 → ]で書いた「同時性を取り除く」の考え方です。
あいさつメッセージの型:「お礼 → 何が届くか → 最初の一歩」

友だち追加ありがとうございます!◯◯(店名)です🙌 このLINEでは、新メニューやお得なお知らせを月2〜3回お届けします。 ご予約・ご質問は、このままトークに送ってもらえればOKです!
ポイントは1つだけ。「何が・どのくらいの頻度で届くか」を最初に宣言すること。人がLINEをブロックするのは「何が送られてくるか分からない不安」が大きいので、先に約束するだけでブロック率が下がります。長文と絵文字の嵐は逆効果。3〜5行で十分です。
クーポンを用意できるお店は、最後の一歩を「下のメニューから友だち限定クーポンが使えます」にすると、追加直後の来店動機になります(無理に付けなくてOK)。
配信のコツ:月2〜4回、「役立つ2:宣伝1」

送っていいもの: 新メニューや季節の入荷(写真1枚で十分)/営業時間の変更・臨時休業(実用情報はむしろ喜ばれます)/ちょっとした裏話やスタッフの近況/たまの友だち限定クーポン(たまにだから効く)。
ブロックされる配信: 毎日・週3以上(通知疲れ)/毎回セール・毎回「今だけ」(狼少年化します)/深夜・早朝の配信(通知が鳴る時間も体験のうち)/長文のかたまり(読まれずにブロック)。
判断基準はシンプルで、公式LINEの配信はお客様のスマホを直接鳴らすということ。「これは鳴らす価値があるか?」を送信前に1回自問するだけで、配信の質は変わります。迷ったら送らない、くらいでちょうどいいです。
「もっとやりたく」なったら、次の段階があります

基本が回り始めると、欲が出てきます。
流入経路の計測: この友だちはインスタから? 店頭QRから? が分かると、力を入れる入口が決まる
HPとつなげた予約・注文: 「体入希望」「注文」をLINEで受けて管理画面に自動で溜める
セグメント配信: 全員一斉ではなく「最近来てない人だけ」に送り分ける
このあたりから、ツール([費用比較の記事 →])や自前構築([ツール卒業の実録 → ])の世界になります。
ただし——まずは今日の基本3つと月2〜4回の配信で十分です。次の段階が本当に必要になったとき、ツール導入か自前構築かも含めて、フラットに相談に乗ります。LINEでどうぞ(もちろん、うちの公式LINEも今日書いた通りに作ってあります😊)。
[料金を見る → ]
