
かんなまる製作所の、かんなです。
今日は制作事例の裏側シリーズ、1本目。
恵比寿のおにぎり専門店「むすびや」さんの公式ホームページ(musubi-ya.site)と、LINEでの受注の仕組みを作らせていただいた話です。
「大手の導入事例はよく見るけど、うちみたいな小さい店の話がない」
——そう感じている店主さんにこそ読んでほしい内容です。数人で回すお店のデジタル化、リアルなところを全部書きます。
お店とご相談の背景
むすびやさんは、恵比寿のおにぎり専門店。北海道蘭越産のお米を使っていて、おにぎりのほか、お米そのものの販売もしています。
私自身、行きつけでよくうかがって常連のお店です。
インスタでの発信がメインですが、HPを持っておらず、ケータリングの注文もインスタのDMや店主の電話にかかって依頼が来るので再度文面で残しなおす必要があることを知りました。
もっとDX化ができれば効率よく、注文が増え、認知度もあがるのではないかと考えました。
また、課題として見えてきたものもいくつかありました。
公式の情報の置き場所がインスタ頼み(営業時間や商品の「確定情報」を出す場所がない) お米の注文が電話や口頭で、記録が属人化しがち 営業中は接客が最優先なので、電話に出られない

そこで作ったのは3つ。公式HP、LINEでの受注の流れ、そして店主さんが自分で更新できる管理画面です。
「電話に出られない・言った言わないをなくす」を仕組みで解決

飲食店の受注の一番の敵は、「営業中は手が離せない」ことです。電話は、その場で出ないと機会を逃す。
でもLINEなら、お客様は営業中でも注文を送れる お店は手が空いたときにまとめて確認・返信 やり取りが文字で残るので、聞き間違い・言った言わないが消える
「注文を受ける」という行為から、"同時性"を取り除く。これだけで、接客中の店主さんの心理的な負荷がまるで違います。
お米のお取り置き:「店の売り方」をそのまま仕組みに

むすびやさんは新米の販売も行っております。
お米の販売には、独自のスタイルがあります。
30kg〜のまとめ注文を、玄米のままお店で預かり、必要な分だけ都度精米してお届けする。
玄米で保管するから鮮度が落ちず、お客様はいつでも精米したてが食べられる。新米シーズンには予約受付もします。
制作で大事にしたのは、この売り方をツールの都合に合わせて曲げないことでした。既製のネットショップの型に流し込むと、「30kg預かって都度精米」のような独自の仕組みは説明しきれません。だからHPで仕組みをきちんと説明し、注文はLINEで受ける、というお店のスタイルに合わせた形にしています。
仕組みは営業スタイルに合わせて作るもので、逆ではない——これはどのお店にも言えることだと思います。
HPは納品して終わりじゃない:店主さんが自分で更新できる

このサイトには管理画面が付いていて、実際に店主さんたち自身が操作して運用しています。
お知らせの更新(営業時間の変更・臨時休業) メニュー・商品の編集 写真の差し替え(スマホで撮ってそのままアップ) 新米シーズンなど、時期ものの案内
小さなお店にとって一番効くのはここです。「更新のたびに制作会社に依頼して数千円・数日待ち」が発生しない。
時期もの・急な変更を、自分のタイミングで出せる。ホームページが「作った時のまま古びていく置き物」ではなく、「今日も使う道具」になります。
もちろん、新機能の搭載や管理画面の使用方法がわからなくなった場合はいつでも相談ください。もちろん無料です。
小さなお店のデジタル化、3つの原則

ぜんぶをデジタルにしない。 変えたのは「注文の受け方」と「情報の置き場所」だけ。対面の接客や手仕事といった、お店の良さ自体はそのままです。デジタル化は店の良さを運ぶ道具であって、店を作り替えることではありません。
仕組みは営業スタイルに合わせて作る。 玄米預かり・都度精米のような独自の売り方を、ツールの型に無理やり流し込まない。
「自分で更新できる」が長生きの条件。 更新のたびに外注が要るホームページは、必ず止まります。店主さんが触れることを最初から設計に入れる。
同じような仕組み、あなたのお店にも作れます
「うちも注文が電話で大変」「公式の情報の置き場所がない」——同じ悩みがあるお店は、業種を問わず多いはずです。飲食店に限らず、予約・取り置き・問い合わせをLINEに一本化する仕組みは、だいたいのお店に応用できます。
また、テーブルチェックや食べログ等の月額掲載費をかけず、独自の仕組みで予約を取るシステムの構築も可能です。
むすびやさんの実績詳細は[こちら → ]。
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