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BLOG2026年9月5日

ChatGPTでホームページを作ったのに公開できない・「安全ではありません」と出る人へ

ChatGPTでホームページを作ったのに公開できない・「安全ではありません」と出る人へ

かんなまる製作所の、かんなです。

先日、こんな相談を受けました。

「ChatGPTでホームページを作ってみたんです。SSLの設定もちゃんとやりました。なのに、人にURLを送ると『安全ではありません』って警告が出て見てもらえないんです」

話を聞いていくと、原因は「www」でした。https://ドメイン では鍵マークが付くのに、https://www.ドメイン で開くと警告が出る。本人はいつもwwwなしで確認していたから気づかず、共有するときだけ問題が起きていた——。

これ、笑い話ではなく、AIでホームページの中身が作れるようになった今、一番増えているつまずきです。作る技術と、世に出す技術は別物。今日はその「世に出す」側の壁を、順番に全部解説します。

まず全体地図:「作る」と「公開する」は別の仕事

ChatGPTがやってくれるのは、ファイルを作るところまでです。それを誰でも見られるURLにするには、あと3つの工程があります。

  1. ファイルを作る ← ChatGPTの担当はここまで

  2. 置き場所を借りる(サーバー契約。VercelやNetlifyなら無料枠あり、レンタルサーバーでも可)

  3. 住所をつける(ドメイン取得+DNS設定)

  4. 鍵をかける(SSL証明書=https化)

  5. ここまでやって、はじめて共有できるURLになる

「PCの中では開けるのに、人に送れない」という人は、2〜3の工程がまだです。「URLはあるのに警告が出る」という人は、4のどこかに穴があります。次から、その穴を具体的に見ていきます。

壁1(最多): 「wwwあり」と「wwwなし」は別のドメイン

冒頭の相談の正体がこれです。

意外に思われるかもしれませんが、example.comwww.example.com は、技術的には別のドメインとして扱われます。だから片方だけにSSL証明書を設定すると、もう片方は「証明書のない安全でないサイト」のまま。

  • 自分はいつも設定した方で開いている → 鍵マークが見えて安心

  • 共有相手が、もう片方のURLで開く → 「安全ではありません」

というすれ違いが起きます。

解決策は2つセットです。

  1. 両方に証明書を効かせる(VercelやCloudflareなら、両方をドメイン設定に追加すれば自動発行されます)

  2. どちらかを正式なURLに決めて、もう片方は自動転送(リダイレクト)にする(例: wwwありで開いたら、wwwなしへ自動で飛ばす)

これで「どっちのURLで開いても、安全に同じページに着く」状態になります。ちなみにGoogleも、wwwあり/なしがバラバラなサイトは評価が分散するので、転送で1つに寄せるのはSEO的にも正解です。

壁2: httpsなのに警告が出る「混在コンテンツ」

「SSLはやったのに、まだ警告っぽい表示が出る」「鍵マークが付かない」という場合はこれです。

ページ自体はhttpsでも、ページの中で読み込んでいる画像やスクリプトのURLが http:// のままだと、ブラウザは「このページには安全でない部分が混ざっている」と判断します。これを混在コンテンツ(Mixed Content)と呼びます。

AIが生成したコードには、参考にした古いURL(http://始まり)が混ざっていることがあります。確認方法は簡単で、HTMLの中を「http://」でページ内検索するだけ。見つかったら「https://」に直す(httpsに対応していない画像なら、別の置き場所に移す)。これで警告は消えます。

壁3: スマホで見ると崩れている

無事に共有できたとして、次の壁がこれです。作った本人はPCで確認して満足している。でも、見る人の7〜8割はスマホです。

  • 文字が小さすぎる、またははみ出す

  • ボタンが指で押せない

  • 画像が巨大で読み込みが遅い

共有する前に、必ず自分のスマホで開いてください。できれば家族や友人のスマホでも。AIに作り直しを頼むときは「スマホで崩れないレスポンシブ対応にして」と伝えると、だいぶ良くなります。

壁4: 公開できたのに、検索に出てこない

最後の壁です。「公開したのにGoogleで検索しても出てこない」——これは異常ではなく、公開しただけではGoogleはサイトの存在を知らないからです。

  • Search Console(無料)にサイトを登録して、サイトマップを送信する。「ここに新しいサイトがあります」とGoogleに知らせる作業です

  • 知らせてから検索に載るまで、数日〜数週間かかります

  • まずは店名・屋号での検索に出ることが第一歩。「ホームページ制作」のような大きな言葉で上に出るのは、そこから月単位の積み上げの話です

site:自分のドメイン で検索すると、Googleに載っているページの一覧が確認できます。

まとめ:AIで作れる時代の、「あと一歩」の壁

  • 「作る」と「公開する」は別の仕事。ChatGPTの担当はファイルまで

  • wwwあり/なしは別ドメイン。証明書は両方+片方へ転送

  • httpsでも警告が出るなら「http://」の読み込み残りを探す

  • 共有前にスマホで確認

  • 検索に出すにはSearch Console登録から

正直に言うと、ここに書いたことは、慣れれば全部で数時間の作業です。でも初めての人には、どこから調べればいいかすら分からない「見えない壁」でもあります。

かんなまる製作所では、自作したホームページの「公開まわりだけ」のお手伝いもしています。ドメイン・SSL・転送設定・Search Console登録・スマホ表示の調整——せっかく作ったものを、ちゃんと世に出すところまで。「作ったけど困ってる」状態のまま止まっているなら、現状をLINEで送ってください。何が原因か、まず無料で見立てます。

もちろん、「これを機にプロに作り直してほしい」という相談も歓迎です。

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